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血液浄化用装置
| 血液浄化法〜その原理と治療の種類 |
| 近年の医療技術ならびに高分子化学の発展に伴い、血液浄化法の進歩は著しく、その多様化と適応の拡大は目を見張るものがある。 |
各種の治療分野において、血液浄化法は欠くことのできない治
療法として認められてきている。 |
さらには、治療の実現のための各種の装置が開発されてきており、実際の修理に当たる方々にも、
多くの知識が必要となってきている。このため、 血液浄化法の原理とその種類を以下に述べて、
血液浄化用装置の詳細説明の一助としたい。 |
| 物質移動の原理 |
血液浄化法においては、血液中の老廃物等の溶質を血液外に取出すことが基本的な原理となっている。
この溶質の移動は、拡散、限外濾過、浸透、扱着といった、物理化学的な力によって行われる。 |
拡散
”拡散”とは、ある濃度の溶液中に異なる濃度の溶液を入れると、中の溶質は自然に混ざりあって均一になろうとする現象である。 |
限外濾過
”限外濾過”とは、半透膜を境として溶液が存在する場合、一方に圧力(陽圧または陰圧)をかげると、水分や溶質がその圧力に応じて移動することをいう。 |
浸透
”浸透”とは、半透膜を境にして濃度の異なる溶液がある場合、浸透圧の高い方に水分が引き寄せられる現象である。 |
吸着
| 溶液中の特定の物質(病因物質など)と結合力の高い扱着剤を用いて溶質の除去を行iい、分子量の大きさによらず除去することが可能となる。 |
| 3)血液浄化法の種類 |
血液浄化法で現在臨床に用いられている方法は、透析、濾過、吸着、遠心分離などの分離法を原理としている。
各種血液浄化法の特異性は、主に除去物質の分子量の差で示される。 |
実際 、目的とする除去物質の血中濃度の違いや体外循環方法や、ざらには扱着法におげる被扱着物質の血液との適合性の問題などにより、治療方法が多岐にわつってきており、
透析、濾過、扱着、分離などといった単純な基本原理のみで分類することができる。
装置としても、濾過透析や濾過した血漿の蚊着など、基本原理を組み合わせた減哀に対応するものが実用化されており、実際の臨床に用いられてきている。 |
| きらに、濾過膜で物質を直接扱着させるなど、新しい治療法も研究されており、それらの治療に合わせ、新しい装置が次々に開発されてゆくものと考えられる。 |
実際の血液透析においては、赤血球が破壊して溶血することを防ぐために、浸透圧が血液とほぼ同等の液を作成して透析液として使用される。透析を行っているときに水分の除去
(除氷という)を同時に行う場合は、半透膜を介して血液側より陽圧をかげるか、透析液側より陰圧をかげるかして、限外濾過の原理で行う。かげる圧力を調
ぷ曄することで、除去される水分量の調節を行う。 |
血液透析
血液透析では、体外に取出した血液を ダイアライザ (透析器) に導く。
ダイアライザの中には、15〜20cmの半透膜でできた中空系が束状に納められており、中空系の内部に血液を流し、 腹膜に透析液を流して、血液と透析液が半透膜を介して接するようになっている。
|
| 半透膜の表面には無数の小さな穴があいており、この穴を通して物質の移動が行われるが、穴の大きさや通過する物質の分子量の大きさによって、自由に膜を通過するものとそうでないものとがある。自由に膜を通過するものには尿素窒素、クレアチニン、尿酸等の尿毒素や、Na
、K 、Ca、P といった電解質等がある。 |
一方、アルブミンを境として、それ以上の分子量をもった蛋白質や赤血球、白血球等は血液中から透析液には移動しない。また、透析液に混入した細菌が血液中に移動することもない。
|
(1)透析とは、半透膜を境にして、血液と透析液との間で拡散の原理により溶質を除去する方法である。実際の血液透析においては、赤血球が破壊して溶血することを防ぐために、浸透圧が血液とほぼ同等の液を作成して透析液として使用される。
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| 透析を行っているときの水分の除去(除水という)を同時に行う場合は、半透膜を介して血液側より陰圧をかけるか、透析液側より陰圧をかけるかして、限外濾過の原理で行う。かける圧力を調節することで、除去される水分量の調節を行う。 |
体外循環させる血液の流量を大きくできない救急領域で、長時間緩やかに透析を行う方法を特に
持続緩徐式血液透析(Continuous Hemodialysis : CHD)として通常の血液透析と区別されており、
特別な流量制御機能を備えた装置が使用される。 |
| 腹膜透析(Peritoneal dialysis : PD) |
血液透析では血液を体外に循環させて、半透膜で構成された透析器を介して透析を行うが,腹膜
透析は,患者の腹膜を半透膜として透析を行う。腹膜は,その面積が成人で約2uに達し、毛細
血管やリンパ管が分布している。腹膜透析はこの腹膜を介して、腹腔内にカテーテルを用いて貯留
した腹膜透析液と血液との間で、拡散の原理を用いて溶質の除去を行う。
腹膜透析では、除水のために、血液と透析液との間に人為的に圧力差を設げることができない、
このため、腹膜透析におげる透析液は、血液透析のそれと違い、除水を行うための浸透圧差を大きく取れるように、一般に浸透圧が高くなっている。
腹膜透析液は、そのために高濃度のブドウ糖を含有させている。
を検知して自動的にクレンメの開き具合を調節することによって、流量 を一定に保つように制御する。 |
腹膜透析は、古くから治療に用いられてきた方法であるが、血液透析が普及してからは、循環動
態の変動が少ないことから、主に重度の循環不全の症例に用いられたり、ヘパリン等の抗凝固剤を
使用する必要が無いため、出血の危険性の高い症例や、ブラッドアクセスの確保の困難な症例に用
いられている。 |
| 血液濾過(HemoBltraton : HF) |
血液透析では溶質の分子量が小さいと除去効率が良いが,
大きくなるにつれて除去効率が低下する。
それに比較して、血液濾過では透析膜より穴のサイズの大きい膜 (ヘモフィルタ)を使用する
ことによって、尿毒素の一部として考えられている中分子量物質の除去効率を高めている。 |
透析液は使用せず,限外濾過の原理で水分を濾過すると同時に溶質を除去する。血液から除去した水分によって不足した体液のかわりに補充液を注入することにより、
水や電解質のパランスを保っている (除水量二濾過液量一補充液量)・補充液の組成を行う。血液濾過は血液透析に比較して、尿素窒素やグレアチニソなどの低分子量物質の除去効率は低くなるが循環動態の安定が得られ易い。このため、救急領域などであは欠くことのできない治療法となっている。対外循環させる液の流量を大きくてできない救急領域で、長時間緩やかに限外濾過
を行う方法を特に持続緩徐式血液濾過 (Contnuous Hemo6ltraton : CHF) として通常の血液濾過
と区別されており、特別な流量制御機能を備えた装置が使用される。
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血液透析濾過(HemodiaBltraton : HDF)
血液透析では低分子量の物質は効率よく除去できるが、中分子量物質は効率が低い。
反対に、血液濾過では中分子量物質が効率よく除去できる代わりに、透析液を使用しないために拡散の原理が働かず、
低分予量物質の除去効率が低くなる。
そこで両者の長所を取り入れて、どちらの領域の溶質も効率よく除去出来るように考えられた方法が血液透析濾過である。
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血液濾過で使用されるへモフィルタや、半透膜に開いた穴が比較的大きな透析器を使用して透析を行い、透析液との間で拡散により低分予量領域の溶質を効率よく除去すると同時に、血液濾過を
行って、中分子量領域の溶質も効率よく除去する。体液量のパランスを保つために、血液濾過で使用している補充液を使用する。 |
前述の持続緩徐式血液濾過および持続緩徐式血液透析と同様に救急領域で使用される場合が多く、長時間にわたって治療を行う方法を
、特に持続緩徐式血液透析濾過(Continuos,hemodia6ltra-ton:CHDF) として区別している。特別な流量制御機能を備えた装置が使用され、一機種で持続緩徐式血液透析、持続緩徐式血液濾過および持続緩徐式血液透析濾過に対応できるのが一般的である。 |
| 扱着剤に血液を直接接触させ、吸着の原理を利用して病因物資を直接除去する方法である、扱着剤は主に活性炭が使用される。 |
| 血液透析や血液濾過で除去できない、分子量の大きいものや蛋白結合率の高いものを特定して除去出来る。 |
| 主として、病因物質が特定されている症例に使用することが多く、特定の薬物に対する中毒の治療に使われる。 |
単純血漿交換 (Plasma exchange : PE)
| 原理的には血液濾過と同じで、血液の血漿成分をフィルタ(血漿分離器)で濾過することで治療を行う方法であるが、血液濾過で使用している補充液のかわりに新鮮凍結血漿を使用する。 |
| 血液の濾過による溶質除去というより、血漿そのものを交換する目的で行う治療法である。 |
血液濾過で使用しているへモフィルタよりさらに目の粗い膜を使用して、血液中の蛋白成分まで
濾過し、自己免疫性疾患の急性増悪や劇症肝炎を含む急性肝不全、薬物中毒などの治療に使用される。 |
| 二重濾過血漿交換 (Double Eltration plasmapheresis : DFPP) |
| フィルタを2個使用し、第Iのフィルタ (血漿分離器)で血液の濾過を行って血第2のフィルタ (血漿成分分離器) の穴を通過した、アルブミンや電解質などの中質を回収し、体内に返す方法である、第2のフィルタを通過できない比較的大きな蛋白を廃棄する目的で使用される。 |
| 治療手技は複雑となり、使用される装置も比較的大型のものが必要であるが、血漿較して新鮮凍結血漿を使用しない利点がある。 |
| 血漿吸着 (Plasma perfusion : PP) |
| フィルタ(血漿分離器)で血液の濾過を行い血漿を分離したあとで、血漿だげを扱着剤に通し、不要な病因物資を除去し、血漿を再度体内に返す方法である。 |
| 血液の直接汲着に比較して、血球破壊の恐れが無いことから、吸着剤を比較的自由に選択できる群点がある。 |
血液浄化用装置の概要と点検
| 装置概要 |
| 薬事法におげる「医療機器の一般的名称と 血液浄化の原理的な分類の中で、血液透析に使用される装置と腹膜透析に使用される装置を除いた装置として区別されており、ここではそのためについて述べる。 |
| 原理とフロー図 |
| 一般的に血液浄化用装置は、その機能に合わせて多くの種類のものが使用されているが、基本的には、血液の体外循環のための血液ポンプと血中水分や血漿の濾過・分離ポンプやその後の血漿処理に必要な血漿の循環のための複数のチューブポソプ、流路を制御するための複数のチューブバルブを主体とした構成から成り、浄化方法の違い等により各種の装置が考案されている。 |
| 前述の「医療機器の一般的名称と分類」には膜型血漿分離用装置や持続緩徐式血液濾過用装置等、療法に応じた専用装置が定義されているが、近年の装置は、それらの機能を併せ持った多用途血液処理用装置に分類される場合がほとんどである。しかし、血漿吸着を主眼としたものや持続緩徐式血液濾樟術を主眼としたもの等,内容はさまざまである。 |
| ここでは、全ての機能を網羅することはできないが、主な機能について、それらの概要を述べる。 |
| 実際に修理や点検を行う場合は、各メーカによる装置についての研修を受げ、その動作原理や構成部品の詳細、修理や点検の実際を十分理解してから行うことが必要である。本書に記載のある数種の装置についても例外ではない。 |
| 多用途血液処理用装置 |
| 血液浄化機能の内、二つ以上の機能をまとめて一つの装置として市販されているものがあり、それらを多用途血液処理用装置と呼んでいる。 |
| 機種により適応できる療法は一様ではなく、それぞれ特徴をもっているものが多い。 適応療法は、各装置の添付文書等を参照する必要がある。 |
| 装置としては、多様な血液浄化が行えるように,対象とする療法に必要な、血液ポンプを含め、チューブポンプやチューブバルブ、その他センサ類を備えており、療法に応じて必要な要素を選択的に使用して制御する。
以下に各々の療法毎に動作原理とフローを説明する。 |
| 吸着式血液浄化法 |
| 扱着式血液浄化法は、血液ポンプで体外に取り出した血液を扱着剤の人ったカラムに直接的に通過させ、目的物質を扱着させて血液から除去した後に患者へ返血する方法である。治療には、扱着型血液浄化用装置またはその機能を含む多用途血液処理用装置を使用する。装置として必要な機能は、血液ボンプ、チューブパルブ、抗凝固剤を注入するためのシリンジポンプ等の血液を体外循環きせるための機構と、気泡検知器、動脈圧・静脈圧計測器などの安全機構であり、比較的単純な制御を行っている。 |
| 血漿交換療法 |
| 単純血漿交換、二重濾過血漿交換および血漿扱着を総称して血漿交換療法という。単純血漿交換は、血液を体外循環し、血漿分離器に通過させている間に血漿を濾過させる。目的とする病因物質を含んだ血漿はそのまま廃棄し、廃棄された血漿と同量の新鮮凍結血漿を返漿用のボンプで注入後、血液と一緒に返血する。この時の濾過された血漿の量と新鮮凍結血漿の注入量は、それぞれのポンプの回転数によって制御される。 |
| 治療には、膜型血漿分離用装置またはその機能を含む多用途血液処理用装置を使用する。装置として必要な機構は、前段で述べた血液の体外循環に必要な機構に加えて、血漿を濾過させる分離ポンプ、新鮮凍結血漿注入用の返漿ポンプ、血漿を加温する加温器、濾過匝を制御するための血漿圧計測器等があげられる。 |
| 二重濾過血漿交換は単純血漿交換と同様に、まず血液を体外循環し、血漿分離器に通過させている間に血弩を濾過する。濾過された血漿を、血漿成分分離器に通過させ、その間に血漿中の、特定の大きさの分子量以下の有用成分を含んだ血漿を再度濾過し、再濾過された血漿のみ血液中に戻され、濾過されなかった物質を含んだ血漿は廃棄される。血漿分離器と血漿成分分離器の半透膜穴径(ポアサイズ)の差(血漿分離器のポアサイズが血漿成分分離器のポアサイズより大きい)によって、血漿分離器は通過するが血漿成分分離器は通過できない中間の分子量の病因物質が廃棄され
る。返漿時に、廃棄される血漿の量に見合う量の補液を行う装置として必要な機構は、単純血漿交換に必要な機構の他に、廃棄する血漿の量を制御するドレンポンプや、複雑な血液チューブの液の流れを制御するためのチューブバルブ、圧力計測器等が加わる。 |
| 装置の基本的な動作としては、体外循環された血液を血漿分離器で血漿のみ濾過させ、それを血漿ポンプで扱着器に通し、目的とする病因物質を選択的に扱着除去し、浄化された血漿を患者に返す。装置として必要な機構は、体外循環に必要な機構の他に、濾過しだ血漿を循環させるための分離ポンプや血漿循環時の圧力を監視する匠力計測器等が加わる。 |
| 血漿吸着に使用する装置 |
| 血漿吸着には,血漿攻着機能を持った膜型血漿分離用装置または多用途血液処理用装置を使用する。汲着剤を比較的自由に選択できることから、特定の疾患に対して治療効率の高い扱着剤を使用できることは前に述べた。 |
| しかし、その扱着剤の特性を効率よく発揮させるために、特別に設計された装置が使用される場合がある。 |
| 血漿吸着機能を持った多用途血液処理用装置の外観図とそのフローを示すとこの装置は、扱着剤の性能を維持するために、治療中に扱着剤を自動的に再生させるための機構を有している。このため、前項で述ぺた多用途血液処理用装置の構成部品に加えて、
きらに、置換液と賦活液を制御するための賦活液ポンプや流路制御用のパルブ、塩分濃度の計測器などが付加されている。 |
| 持続緩徐式血液濾過用装置 |
| 持続緩徐式血液濾過術(持続緩徐式血液透析,濾過および透析濾過を含む)は、治療時間が長く、種過量、補液量および透析液量のバランスをとり,その差を除水量として精度良く管理する必要があるため、特別の制御機構を採用した装置が多い。しかし、ほとんどの機種はこの機能に加え、血漿交換療法や吸着式血液浄化法も施行できるので、多用途血液処理用装置に分類される場合が多い。 |
| 持続緩徐式血液透析濾過のフローの一例を示すと、血液の体外循環を含めた複数のチュープポンプとバルブや圧カセンサ類から構成されている。さらに、除水量の制御のために、濾液、補液および透析液の重量を管理するための重量計があり、それぞれの重量計が各ポンプをフィード。ニック制御する機能を備えている。重量計の代わりに、精密な計量容器で処理量を計測する機種もある。 |
点検・修理
| (1) トラブルシューティングの基礎 |
| @ トラブル原因の把握 |
| トラブルの発生状況を大別すると,下記の2つの場合が想定される |
| ●トラブルの状況が継続している場合、あるいは必ず再現させることが可能な場合。 |
| ●トラブル状態が一過性あるいは偶発的で,再現させることが困難な場合。 |
| トラブルシューティングをする上で、大変重要なことは、そのトラブルの原因を正確に把握することである。 |
| そしてその原因に対する正しい修理をすることであり、原因把握が暖味なままトラブルのあった装置を使用することは避けなげればならない。 |
| トラブルの原因を正確に把握するために、そのトラブルの発生状況を使用者に詳しくヒアリングすることは重要なことである。 |
トラブルの発生状況が詳しくわからないと原因の追求が正確にでき
なくなる。 |
| また、再現性のないトラブルの場合は、装置の状況を変化させないために、安易にトラブルの想定部品を交換するのではなく、できるだげトラブルを再現させるように注意深く装置の動作状況を観察することが大切である。 |
特に一度に複数の部品を慌てて交換してしまうと、原因の特定ができ
なくなる場合もあり、注意して作業を進めることが大切である。 |
| A 修理面の準備 |
| 原因の把握ができれば修理のための作業に入るわげであるが、修理の前に次のことを確実に実施することが大切である。 |
| ●感電防止および電子部品へのダメージを避げるために、装置のメインスイッチを切り、電源コンセントを抜いておくこと。 |
| ●内部に水を通す装置にあっては、装置からの不意の水漏れを避げるために、水の供給元栓を閉めておくこと。 |
| ●修理に必要な、メーカから指定された工具を揃えておくこと。また工具は正しく使用し、ネジ山等を壊さないよう注意して扱うこと。 |
| ●修理に必要なドキュメレト、例えば部品の分解組み立てに必要な展開図や、基板調整に必要なマニュアル、修理後の性能確認のために必要なマニュアルや点検表等を準備すること。 |
| ●感染の防止のために必要な防具類を準備すること。 |
| ●機器に触れる前に、機器の消毒を十分に行い、感染に対する予防措置を講じること。特に、血液や体波の付着している装置は、表面をアルコール等で消毒し、付着物を取り去ってから修理を行う必要がある。 |
| また、人工腎臓用装置など、内部に液を通す装置にあっては、メーカより指定された消毒方法に従い、充分に消毒を行う必要がある。 |
| B 修理の実施 |
| 実際の修理は次の手順で実施する |
| ●装置のカバーを外し、不良部品を装置から取り外す。 |
| ●部品を分解して、不良箇所のパーツを交換する。 |
| ●電子基板の不良の場合は基板の交換をする |
| 注意 :部品は必ずメーカ指定の部品を使用すること |
| ●修理した部品を元の状態に取り付げる |
| C 修理後の性能確認 |
| 修理作業において最も重要なことは,不良部品交換後の性能の確認である。まずはトラブルの発生が完全に解消されているか確認歩ることである。この場合、必ずメーカから指定されている方法により、性能が復旧していることを確認すること。 |
| D 修理業としての技術向上 |
医療機器は性能向上や、安全性の向上、操作性、信頼性の向上のために新製品が次々に販売されてきている。
また、部品についても同様の改良がなされてきている。
修理業者は、これら新しい情報の入手や、修理に必要なドキュメントの入手、あるいはメーカ主催の研修会に積極的に参加し、修理技術の向上に努カすることも大切である |
| (2)実際のトラブルとその対処法 |
| 各メーカの指導のもとに、十分にその技術習得ならびに管理を行うことが修理業者として必要である。 |
| (3)点検項目およびその内容。 |
| 装置の保守・点検については、メーカが定めた装置毎の点検表および点検マ二ごアルが用意されており、それに従っ子定期的に行う必要がある。詳細な記述はここでは避げるが、各メーカの指導のもとに、十分にその技術習得ならびに管理を行うことが修理業者として必要である。 |
保守・点検の留意点
| ●点検マニュアルを良く理解すること。 |
| ●チェックシート(点検記録表)を必ず使用すること。 |
| ●指定の治具や工具を使用して行うこと。 |
システムたちが上がり時
| トラブル |
原因・対策 |
| 1.電源スイッチを「ON」にしても電源が入らない。 |
a.電源プラグが、コンセントに正しく差し込まれていない。 |
| 電源プラグを、コンセントに正しく差し込んでください。 |
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| b.装置後部の電源レセプタルに、電源コードが、正しく差し込まれていない。 |
| 電源コード、電源レセプタルに正しく差し込んでください。 |
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| c.ブレーカーが、「OFF」になっている。 |
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| d.上記のチェック等を行い、電源スイッチを「ON」にしても電源が入らない場合。 |
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| 自己診断機能が働き、前に進められない。 |
a.ディスポーザブル回路の圧力ラインを、すでに圧コネクターに接続している。
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| ディスポーザブル回路の圧力ラインを、圧コネクターから外してください。 |
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| b.エアー・フィルター(トランスデュサー保護フィルター)を、すでに圧コネクターに接続している。 |
| エアー・フィルターを、圧コネクターから外して下さい。 |
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| c.チューブ類を、検知器(気泡、液面)に装着している。 |
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| d.上記のチェック等を行い。一旦電源スイッチを「OFF」にしてから、再度電源スイッチを「ON」にしてもシステムが、前に、進まない場合。 |
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洗浄時
| トラブル |
原因・対策 |
| 3.洗浄時に、停電が発生した。 |
1.PV3の下側のチューブを、コッヘルですぐに閉止する。
2.停電の回復を待ちます。
3.停電が回復しましたら、復電のオペレーショナル・ガイドを表示します。指示に従って洗浄を続けてください。 |
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| 4.生理食塩液切れが実際に起きたのに、アラームが発生しない。 |
a.輸液ラインが、生食切れ(気泡)検知器に正しくセットにされていない。 |
| 輸液ラインを、生食切れ検知器に正しくセットしてください。 |
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| b.上記のチェックを行っても、解決しない場合。 |
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| 5.生理食塩液切れが実際に起きていないのに、アラームが発生する。 |
a.輸液ラインが、生食切れ(気泡)検知器付近の輸液ラインに、気泡がある。 |
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| b.上記のチェックを行っても、解決しない場合。 |
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| 6.生理食塩液の容器に接続したのに、「静脈回路洗浄中です。」のオペレーショナル・ガイドが出ない。 |
a.静脈チャンバー・ホルダーに正しく装着していない。 |
1.静脈チャンバーを、チャンバー・ホルダーに隙間のできないように正しく装着してください。
2.正しく装着しても、「静脈回路洗浄中です。」のオペレーショナル・ガイドが出ないときは、超音波カップリング・ゼリーを塗ってください。
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| b.上記のチェックを行っても、解決しない場合。 |
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臨床施工時
| トラブル |
原因・対策 |
| 7.「動脈圧」のアラームが発生する。 |
a.血漿分離器の閉塞。 |
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| b.不必要なコッヘルを、ディスポーザブル回路に掛けている。 |
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| c.上記のチェックを行っても、解決しない場合。 |
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| 8.「返脱血不良」が起こった。 |
a.脱血に原因がある場合。 |
1.穿刺部位を変えてみてください。
2.針のゲージ数を少し小さく(針を太く)してみてください。
3.脱血補助装置を使用してみてください。 |
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| b.返血に原因がある場合。 |
1.穿刺部位を変えてみてください。
2..針のゲージ数を少し小さく(針を太く)してみてください。 |
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| c.血漿分離器の閉塞。 |
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| d.不必要なコッヘルを、ディスポーザブル回路に掛けている。 |
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| e.血液ポンプの流量設定つまみが、0[m/分]になっている。 |
| 「スタート」スイッチを押すと同時に、血液ポンプの流量設定つまみを所望の流量まで回してください。 |
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| f.上記のチェックを行っても、解決しない場合。 |
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9
.「血漿分離器」が起こった。 |
次のどちらかを選択してください。
*血漿分離器を交換する。
*臨床を中止し、回路行程にはいる。 |
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| 10.補液切れが実際に起きていないのに、アラームが発生する。 |
a.補液切れ(気泡)検知器付近の輸液ラインに、気泡がある。 |
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| b.上記のチェックを行っても、解決しない場合。 |
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| 11.臨床中に、停電が発生した。 |
1.PV3の下側のチユーフを,コノヘルですでに閉止していることを確認してください。
2.付属のポンプハンドルを使つて、血漿ポンプを手動で回してください。
3.血液の循環を保ちながら、停電の回復を待ちます。
4.停電が回復しましたら、復電のオペレーシヨナルカイドを表示します指示に従って臨床を続けてください。
5.停電が回復しない場合、血液成分を回収」,次に血球成分を回収し、終了してください。 |
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12.
静脈チヤンハーの液面が充分あるのに、「気泡検知」の警報がしばしば出る。 |
a.静脈チヤンハーをチヤンバーホルターに正しく装着してない。 |
1.静脈チヤンバーを、チヤンバーホルターに隙間のできないように正しく装着してください。
2.正しく装着しても,「気泡検知」の哲報がしばしば出る時は、超音波力ップリンクゼリーを塗つてください。 |
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| b.上記のチェックを行っても、解決しない場合。 |
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| 13.圧力の指示が出ない |
a.エアーフィルタ一 (トランステユーサー保護フィルター)が漏れて、圧力の伝達をしていない。 |
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| b.上記のチェックを行っても、解決しない場合。 |
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回収時
| トラブル |
原因・対策 |
14.回収中に、停電が発生した。
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PV3の下側のチコーフを、コッヘルですでに閉止していることを確認してください。
2.停電の回復を待ちます。
3.停電が回復しましたら、復電のオペレーシヨナル・カイドを表示します指示に従つて回収を続けてください。
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その他
| トラブル |
原因・対策 |
15.各工程の途中で、 前に
進めなくなつた。
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| 「手動」モードに移して,とりあえず続行してください。 |
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| 「手動」モードに移せない場合は,すくに中止してください。 |
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| ●点検異常時の処置について、ユ一ザおよび点検責任者に連絡し了解を得ること。 |
| ●点検作業終了時には、ユーザの検収を受け、責任者のサインをもらうこと。 |
| ●定期点検を受げていないユーザには、点検の案内状を送り注意を促すこと。 |
| ●定期点検を行った後は、実施結果を記録しそれを十分な管理の元に保管しておき、後の維持管理に活用することが大切である。 |
血液の循環中に血液回路内に空気が混入し、万が一患者に注入されると重大な事故を引き起こし
みねない。このため、血液回路の患者への返血口の近くに気泡検知器を装備し、安全を確保する、超音波や光の透過により、空気が通過した場合には警報を発し装置を停止させる。 |
血液の循環中に血液回路内に空気が混入し、万が一患者に注入されると重大な事故を引き起こし
みねない。このため、血液回路の患者への返血口の近くに気泡検知器を装備し、安全を確保する,
超音波や光の透過により,空気が通過した場合には警報を発し装置を停止させる。 |
| ●加温器 |
血液浄化用装置においは、温度の低い補充液を多量に患者に注入したり、循環される血漿量が多量となり、長時間体外にあって温度が低下したりする場合が多い。
このため,それらを患者に返血および注入するときに加温する必要がある。このために加温器が装備されているものが多い。
機構は、ヒータを適度な温度に加熱して、血漿や補充液の流路を外側から温めて加温するように立っている。
装置には温度過昇を監視するセンサが組み込まれており、中の流体が40℃を超える
ことが無いように制御されている。 |
| ●チューブバルブ |
多用途血液処理用装置にあっては、治療の手技が多岐にわたるために、複雑な流路を目的に合わ
甘て制御する必要がある。このため複数のチューブパルブが備えられており、目的とする治療がス
ムーズに行えるよう制御されている。 |
| (2)膜型血漿分離用装置 |
膜型血漿分離用装置
膜型血漿分離用装置は、血漿交換療法 (単純血漿交換,二重濾過血漿交換および血漿扱着)を施
行するための装置であるが、扱着式血液浄化法や持続緩徐式血液濾過術も施行できる場合が多く、
現在販売されているほとんどの装置は、実際には多用途血液処理用装置に分類される、前項の構成
および機能がほぼそのまま適用される。 |
| (3)流量制御機構付持続緩徐式血液濾過用装置 |
持続緩徐式血液濾過用装置にっいても、基本的な装置の構成は前項と同様であるが、治療時間が
はるかに長時間に及ぶために、患者からの水分出納量の管理 (除水量制御)を精密に行う必要があ
る。このため、特別な流量制御機構が付加されている・膜型血漿分離用装置と同様,現在販売され
ているほとんどの装置は、実際には多用途血液処理用装置に分類される。 |
| ●除水量制御機構 |
ここで採用されている除水量制御機構は、濾過液量と補液量を重量センサもしくは容量セツサを
使用して実測し、各々のポンプの設定された流量と照合して過不足を検知し、。ポンプの回転数にフ
ィードパックして制御している。重量計からのデ一タがCPUへ送信され、設定されたモータの回転指令に対して増減を計算し、実際の回転を行なわせる。
これによって、ポンプチューブの内径のばらつき等に起因するポンプ流量の誤差や、温度やポン
プの出入口の圧力変動から来る流量の誤差などを補正している。 |
| 4)構成要素の動作原理 |
血液浄化用装置はいずれの装置も、構成要素はほぼ共通していることから、以下にすべての装置
に共通した要素を取り出して説明する。 |
| ●ローラ式チューブポンプ(血液ポンプ及び血漿側のポンプ類) |
現在、最も多く使われている口一ラ式のチューブポンプについては、駆動する動力源はモータを
採用している。
モータの回転は減速機を介してポンプの軸に伝えられる構造になっている。 使用されているモータは、直流(DC)モータを始めとして、交流(AC)モータ(別名、インダ
クションモータ)やバルスモウタ(ステッピングモータ)などいろいろな種類がある。
最近では静粛性と回転数の制御性の双方の機能に優れた、DCブラシレスモータも採用されてきている。
DCモータやACモータは構造が簡単で、制御回路も複雑なものを必要としないことから、広く使用さ
れている。が、しかしポンプ自体の負荷変動が大きいため,安定した回転を得るために,タコジェ
ネレータなどのセンサを組み込んでフィードバック制御を行っているものが多い。
モータの回転数は、一般に可変抵抗器を使用して回転数コントロール回路への入力電圧を手動で
設定し、その電圧に応じた出力電匠や出カパルスがモータ自体に入力されることで制御される最近では可変抵抗器などで設定された電圧を直接C-PUへ入力させ、CPUを介して回転数がが制御される機構のものもある。
いずれにしても、回転数(流量)の設定器と回転数(流量)の表示器が一組となって構成される。 |
| ●駆動源のシリンジポンプ |
シリンジポンプは速度の制御幅が大きいことから,駆動源としては一般的にパル丞モータが採用されている。
動作速度自体も駆動源の回転数に比較して非常に遅いことから、比較的大きなギア
比を持った減速機が併用されることも多い。速度制御回路の構成は基本的にはローう式チューブポンプと同様である。
シリンジポンプはその機構上、直線的な動作が必要であり、モーターの回転をリニアな動きに変換してやる必要がある。この変換機構に、ラックアンドピニオン方式とスクリュードライブ方式の2種類がある。 |
| ●圧力検知部 |
圧力計の表示方法には、
アナログ式、デシタル式が用いられる。最近では,圧力値をCPUに読
ゑ込んで各種の演算を行う制御方式を取り入れたデジタル式が主流となってきている。
また、視覚的な認識に優れた、リニア式のLEDパ一グラフ式表示方法も採用されてきている。圧カセンサ本体は、ブルドン管からダイアフラム、ベローズ万式へと検知方式が変化してきてるが、最近ではデジタル方式の圧力表示が多くなってきていることから、半導体圧カセンサを採用しているものが多い。
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| ●脱血圧制御機構 |
脱血圧の検知は、圧力計を使用して血液回路内圧を直接計測することが正確ではあるが、血液回
路側の制約もあり、現在、脱血匠計の最も多く採用される機構とし
て、血液回路のピロー部の容積変化を検知する方法があげられる。この機構は,軟質で弾力性のある
ピローが回路内の陰圧でへこむことを利用し、それをりミットスイッチで検出する方式である。 |
気泡検知器として使用される方式には、超音波方式と光学方式がある。
超音波方式は、血液回路チューブや液体の色や透明度(血液と血漿や補充液は色や透明度が異なる)
の影響を受けにくい利点がある。 ただし、血液回路チューブの表面自体(表面が粗いと超音波が通りにくい)
や発振子へのチューブの取り付け状態による影響はあまり無いものの、血液回路チューブや液体の色や透明度の影響を受けやすい。
各々の長所を生かして、血液中の気泡を検知する気泡検知器として使用する場合は超音波方式を採用し、透明な補充液の気泡検知(液切れ検知)器として使用する場合がある。 しかし、一般的には、いずれの用途にも超音波方式が使用されることが多い。
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●気泡検知器
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気泡検知器として使用される方式には、超音波方式と光学方式がある。
超音波方式は、血液回路チューブや液体の色や透明度(血液と血漿や補充液は色や透明度が異なる)
の影響を受けにくい利点がある。 ただし、血液回路チューブの表面自体(表面が粗いと超音波が通りにくい)
や発振子へのチューブの取り付け状態による影響はあまり無いものの、血液回路チューブや液体の色や透明度の影響を受けやすい。
各々の長所を生かして、血液中の気泡を検知する気泡検知器として使用する場合は超音波方式を採用し、透明な補充液の気泡検知(液切れ検知)器として使用する場合がある。 しかし、一般的には、いずれの用途にも超音波方式が使用されることが多い。
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| ●加温器 |
加温器の加温方法は、裏面にヒータの付いた加温プレートに、被加熱バックを接触さ
せて加温するプレート式 と、湯の中に被加熱コイルを浸げて加温するウォーターバス式等があるが、一般的に血液浄化用装置に組み込み型のものとしては、プレート式のものが多い。 |
| ●チューブバルブ |
| 電磁ソレノイドを駆動源として,チューブを挟みこんだりゆるめたりして中の液体の流路を開閉する。 |